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4th。
ソロ・ワーク の小曲をバンド での大曲で挟む、イレギュラーな アルバム 構成。 それでも破棄することなく トータル・バランス が保たれているのは テクニシャン 揃いの個々の実力によるものか。
なかでも 「サード・アルバム」 より加入した ギタリスト の スティーヴ・ハウ、 同じく本作より加入した キーボーディスト の リック・ウェイクマン の ナンバー が光る。 どちらも クラシカル かつ シンフォニック な アプローチ をみせる逸品で、イエス に シンフォニック な イメージ を植え付けることにもなった。
いうに及ばず、ラスト を飾る 10 分越の大曲 「燃える朝焼け」 は、 映画 「バッファロー'66」 にも 挿入された名曲中の名曲。 疾走感溢れる リフ には、およそ プログレ らしからぬ爽快さすら覚える。